【その22】岩井俊二
なぜか目に焼きつく映像。
昔、旅行で行った湖だとか、
子供の頃よく通っていた道だとか
同級生の少し変わったランドセルだとか、中学校のジャージの裾だとか、グラウンドに当たる光だとか。
思いもよらない景色や感覚をふと思い出すことがある。
岩井俊二の映像は、一度見ると忘れることができない。
(考えてみれば、自分の美観にはだいぶ影響を与えたんじゃないだろうか。)
最近はクラムボンのライブを撮ったりしているけれど
基本的には映画を撮っている。
『スワロウテイル』
『花とアリス』
『リリィシュシュのすべて』
『リップヴァンウィンクルの花嫁』
etc
かつまた個人的、
人生で一番見ている映画は『花とアリス』です。
桜のシーンが非常によき。
あまり説明できないので
観てください。
ノスタルジィということと
物理的な動作として”遠くを見る”ということは
関係があると思います。
かつまた